◆会計事務所の転職で成功するためには?


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転職したいもしくは就職したい会計事務所が見つかると、次のアクションは、履歴書・職務経歴書を送付し、応募プロセスを開始することになります。会計事務所の採用プロセスは、通常、書類選考→面接の順で進みますので、応募書類の作成は、就職・転職の第一関門といえます。また、面接においても、応募書類に基づき、面接官は質問をするわけですから、面接の質疑応答を想定する/に備えるという意味でも、ワンパッケージで準備することが重要となります。

特に20代の方は、就職経験・転職経験が少なく、履歴書をどのように書けばよいかわからないため、我流で書類を作成し、結果として、希望通りの転職・就職ができなかったという苦い経験をお持ちの方も多くいらっしゃるかと思います。学生のなかでは就活塾などが人気のようですが、会計事務所に志願される方は、新卒・転職組に関わらずそういった就活プロセスを経ない方が多く、どうも本来の力をアピールしきれていないような印象があります。

私自身、以下のような就職活動、また、会計業界の採用活動を通して、出願者及び採用担当としての両方の立場から、「企業側がどのような人をほしがっているか」、そして、応募者として「どのような書類を作成すれば、採用担当者に「刺さる」のか」ということについて、これまで試行錯誤しながら考えてきました。

・監査法人への就職活動
・監査法人での面接官としての経験
・MBA留学での出願書類の作成
・アメリカでの就職活動
・MBA留学中のインターン転職活動(コンサル、投資銀行、外資、日系)
・会計事務所経営者としての採用活動

今回は、会計業界において転職を目指される方々が、見事希望を叶え、ベストなキャリアマッチングを成就されることを願い、戦略的な応募書類の作成方法、特に志望動機の記載についてのヒントをお伝えできればと思います。


◆時間をかけ、戦略的に書類を作成する

まず、最初にご理解いただきたいことは、会計事務所の最初の関門である書類選考では、応募書類だけで最初の合否が判断されるということです。中堅以上の事務所の場合、採用ピーク時には、何十、何百という応募書類が会計事務所に届きます。あなたがどれほど優秀でやる気のある方であったとしても、応募書類に不備があったり、あなたの潜在的能力が伝わらなければ、せっかくのチャンスを棒に振ってしまうことになります。非常に残念なことに、多くの転職・就職希望者は、日々の多忙な生活に追われ、応募書類の作成及び面接対策に時間をかけていません。しかし、過去あらゆる就活戦線をみてきましたが、そこでの勝者は、戦略を練った上で、時間を十分にとり、適切なアクションをとった者が勝ちえているという事実があります。

私が海外大学院に留学していた時、アメリカでは毎年ボストンキャリアフォーラムという就職イベントが11月にありましたが、6月頃から準備を始め、ケース面接や英語面接の練習のみならず、業界・会社を理解するために、関係者にも個別に連絡をとって、情報収集をした上で、それを踏まえた対策を練っていました。
結果としては、投資銀行、戦略コンサル、外資、日系企業あわせて10社以上から内定をもらい、打率は9割以上超えていたかと思います。多くの超優秀な留学同期の戦友達は、10月頃から準備していましたので、私の場合はこの時間×戦略が功を奏したケースだと思います

このような極めてシビアな就活戦線を経験したことにより、改めて、準備の大切さ、そして、的確な自己分析をし、「戦略的に勝つ」コンテンツを1つずつ時間をかけて練り、積み上げていくことの大切さを感じました。

◆まず抑えたい6つの心構え

どの業界の就活・転職活動をしても当てはまると思いますが、まずはざっくりと以下の6つのポイントを意識し、応募書類の準備をしていただければと思います。

①会計事務所のことを研究し、応募書類をカスタマイズする(他の会計事務所のものをコピーしない)・・・・明らかに他の会計事務所にも同じものを送っているだろうと推察される「志望動機」をよく目にします。最低でもHPには目を通し、その事務所ならではの志望動機を記載すべきです。

②熱い想い熱意を込める・・・・恋愛でも熱すぎる想いはうざがられますが、具体的かつ「よくリサーチしている!」と感じられるような熱意は、転職活動においては、効果抜群です。会計業界ではOB訪問のようなことはできませんが、「ネットでこんなにサーチしました」といったことはアピールできます。

③自分の強みを論理的にアピールする・・・業界によりけりですが、「私はこんなにすごいんです」と明示的に書くことは、保守的な会計業界では、「この人は協調性がないのではないか」と疑問符を持つ所長さんもいらっしゃるかもしれません。とはいえ、強みは書いて積極的にアピールしないことにはあなた以外には誰にも伝わりませんので、胸を張れる事柄は恐れず論理的に記載することが重要です。

④履歴書や職務履歴書から、努力家であり、根気のある人間であることを滲ませる・・・・「努力家の方は、仕事で成功しやすい」というのは、ある程度、仕事をがんばってきたビジネスパーソンの共通認識ですので、「努力できる人」であることが伝わるようなコンテンツを盛り込むことが重要です。

⑤競争相手を意識する・・・・・「この会社を受ける人は、どれくらいのスペックの人なのか」ということを意識することは重要です。あくまで就活は、枠を勝ち取る競争ですので、いろいろな評価要素があるなかで、自分にしかない強みをアピールし、競争相手との差別化を図るべきです。

⑥お作法は守る・・・・例えば、履歴書と職務経歴書を送ってくださいと書いてあるのに、履歴書しか送らないというのは、日本社会では一般的にNGです。私も以前、日本企業に英語のレジュメ(履歴書)を送りつけて、お叱りを受けたことがありました。「社内公用語を英語と標榜している会社なのに!!」という驚きもあり駄々をこねてみましたが、やはり、日本社会ではルール最優先。先方の指示には忠実に従う必要があります。

◆応募書類の作成の4つのステップ

上記のとおり、志望動機等を記載する際の基本的な心構えができましたら、次は、以下のステップを踏み、具体的な戦略的な応募書類の作成方法を考えていきましょう。

1.会計事務所のパターン分けをする・・・・まずは、敵を知れということで、会計事務所の特徴の解説です。

2.会計事務所の採用基準を知る・・・・採用基準がわかれば、何を書くべきか戦略が立てやすくなる

3.会計事務所は何を聞きたいか?何をアピールすべきか?・・・戦略的な志望理由の書き方を説明しています

4.志望理由はどう描くべきか?・・・・・具体的な記載例を掲載しています。

 

1.会計事務所のパターン分けをする

まずは、敵を知るということで、会計事務所のパターン分けをして、業界地図を理解していただきたいと思います。よく転職希望者の方からキャリア相談を受けるのですが、「普通の事業会社の税務・会計をやりたかったのに、入ってみたら、ファンドの税務ばかりやらされて。。。涙」、「中小企業支援の熱い想いを持って入ったのに、書類整理と単純な記帳業務しかやらせてもらえず。。。涙」という想いと現実のミスマッチが多く発生しているのが現状です。このようなミスマッチを回避するためにも、どんな会計事務所が存在するのか見ていきたいと思います。ざっと、主観で分類すると以下の通り、規模・専門性など様々な会計事務所があります。

会計事務所の業界の分類

1. 4大税理士法人 いわゆるBig4と呼ばれるPwC/DTT/KPMG/EY系列の税理士法人です。クライアントも上場企業や外資系企業がほとんどで、かなり専門性が高い業務を取扱います。英語も卒なくこなす方が多い印象です。
2. 中堅監査法人系税理士法人 中堅監査法人グループの税理士部門として、中堅上場会社などをクライアントに持っています。連結納税や国際税務にも対応でき、幅広い業務を行っています。入社後は、専門性を高めていくことになるため、配属される部署で専門性が決まってしまうケースも多々あるようです。
3. 金融特化型税理士法人 ファンド・不動産関連の税務に強い税理士法人で、ストラクチャリングなど、かなり税務的に専門性の高い知識を扱います。金融に特化しているため、事業会社の税務に関与するケースが少なくなってしまいます。
4. 中小企業特化型大規模税理士法人 近年、急拡大中の税理士法人で、場合によって、100人以上の職員を要するケースもあるようです。ただし、中小企業の記帳代行を大量に捌くビジネスモデルですので、成長性に魅力がある反面、入力作業が仕事の大半を占めるケースも多いようです。
5. 個人税理士事務所 10人以下の会計事務所が多いのですが、町の中小企業から飲食店などを、中小企業の悩みを何でも解決するというスタンスの事務所です。何でも屋さんですので、何でもできるようになってしまうのですが、中小企業以外経験できないというデメリットはあります
6. 外資系企業特化型会計事務所 中小外資系の日本法人の会計税務のアウトソーシングを受けている事務所です。基本的に、日本の税理士の方は、英語が苦手ですので、海外経験のある会計士の方が、独立して経営しているケースが多いです。
7. トランザクション・会計コンサル系会計事務所 公認会計士出身の方が設立し、M&Aやバリュエーション、会計コンサルを軸に、税務にも進出しているという会計事務所です。クライアントは上場企業があったりと、比較的大きな会社をクライアントに持っているケースがあります。仕事はルーティンではないため、自由で楽しいのですが、繁忙期はかなり忙しいといわれています。
8. 資産税特化型税理士事務所 相続・不動産に特化した会計事務所で、近年の相続案件の増加に伴い、急成長している分野です。相続を離れるとなかなかつぶしのきかない職種ではありますが、相続の専門家は相対的に少ないですので、将来を見据えて、資産税の専門性を高めるならうってつけの事務所です。

参考までに上記の通り8つのパターンに分類した税理士法人・会計事務所ですが、あなたのキャリアプランを熟慮したうえで、どこの会計事務所で働きたいのかを考えていくことになります。例えば、「金融特化型税理士法人」ですと、ファンドの税務だけをやることも考えられますので、専門性は高くなりますが、通常事業会社への経理への転職などは難しいかもしれません。大規模事務所ですと、一見ステータスは高いように思えますが、最初の数年間は雑務が多く、下積み期間が長い点に不満を感じている方も多いようです。

一方、弊事務所のように、5.6.7の要素を兼ね備えていますので、小規模ブティック系ファームですが、一般事業会社の税務会計に加え、英語を使う機会も多くありますし、プロフェッショナルなスキルを獲得していただくことを重視していますので、その後のキャリアの幅が広がるというメリットもあります。例えば、英語に自信がない方でも、弊事務所で働けば、将来、外資系の経理への転職の道も開けると思います。

大規模or小規模、業種・専門領域など、どの部分で専門家となりたいのかというキャリアプランがあって、応募する会計事務所が決まってくるのだと思います。本稿では割愛しますが、実はプロフェッショナルとして一番重要な選択は、「どの領域で専門性・経験を積んでいくか」を決めることだと思います。

2.会計事務所の採用基準を知る

会計業界の概要をある程度理解できましたら、次は、会計事務所がどのような基準で採用しているかを知ることによって、具体的な就活・転職戦略に生かしていきましょう。

採用基準は、業界及び会社のカルチャーによって千差万別です。ある企業では、メンタルの健全性・プレッシャーへの耐性を最重要視し、メンタルのテストを多角的に行うと聞いたことがあります。投資銀行は、激務に耐えられるか、パフォーマンスを発揮できるかはインターンでの経験でしか測れないため、インターンを必須とするなど、採用基準は各社バラエティに富んだものになります。

殊に、会計事務所においては、大手を除き、所長が採用に深くかかわりますので、所長の主観が採用決定に大きな影響を及ぼします。ある所長は、学歴重視派かもしれませんが、また、他の所長は、コミュニケーション能力を最重要視するかもしれません。加えて、所長や会社のカルチャーとの相性も大事といわれています。ノリ重視系の会計事務所に、口数少なく仕事を真面目にこなす方は、フィット感はなくなってしまいます。したがって、それぞれの会計事務所及び所長のキャラクターにより、かなり採用上重視する点が変わってくるということを理解しなければなりません。とはいえ、税務・会計業界は、士業の業界ですので、一言で表現すると、「プロフェッショナルなお作法及び技術・知識が身についている人」が好まれる傾向にあります。この点をまずは、心にとめていただき、次の具体的な採用基準を見ていきましょう。

以下は、私の主観ではありますが、一般に会計業界では、以下の10ポイントを採用上重視していると考えています。(順序は特に関係ありません)

会計事務所の採用基準10

1.経験値・スキルと募集人材のマッチ ・即戦力がほしいと考える会計事務所は、この点にプライオリティを置きます。
・資産税専門の会計事務所に、国際業務をやりたいと応募しても、ミスマッチとなりますので、採用側のニーズとの整合性も重要になります。
2.潜在能力(ポテンシャル) ・コーチング・育てるカルチャーを持つ会計事務所は、潜在能力を高く評価します。
3.学歴 ・会計業界では学歴を問わず、計数に強くコミュニケーション能力が高い方が活躍する業界ですので、採用上、気にしない事務所も多くあります。
・大手税理士法人では、学歴も重視しているようです。
4.コミット感 ・事務所の所長は、短期での離職は一番避けたいところですので、事務所へどれほどコミットしているかは、採用判断上、重要ポイントとなります。
5.コミュニケーション能力 ・クライアントに対するアドバイザリー業務が会計事務所の本来の価値ですので、全ての事務所でコミュニケーション能力は重要視されます。
6.カルチャーとのフィット感 ・儀式をさせられるなぞな会社があったりもしますので、その事務所独特のカルチャーと相性がいいのか
・単純作業や地味な作業が多くなるため、そういった仕事を卒なくこなせる性格かという点も重要になります。
7.英語力 ・英語力は差別化のための重要要素ですので、大手税理士法人にチャレンジする場合は、必須ともいえます
8.税理士等の資格 ・クライアントに対し、○科目合格者として紹介するケースもありますので、税理士業界では、何科目受かっているかという基準で、一律にふるいにかけられるケースがあります。
9.職の空白期間、転職履歴 ・転職回数が多い、職の空白期間が多い場合は、事務所としては短期で離職のではないかという疑念も持ちますので、転職が多い場合は、合理的な理由を説明する必要があります。
10.その他 ・その他、いろいろありますが、社会人としての基本的なマナーを重視される方も多いようです。不器用でもいいですので、礼節をわきまえる方は、総合的な評価が高いように感じます。

大手税理士法人では、上記の全ての要素を総合的に判断し、その中の上位者を採用していると思われます。その際に、学歴で一定のフィルターをかけ足きりになるケースもありますし、一方で、税理士試験合格を最低条件として、プラスアルファとして英語力のもみていますので、TOEICの点数も獲得して臨んだほうが、合格率も高くなります。

一方、中小税理士事務所の採用基準は何ともいえないのが現状です。全ての条件が揃っているスーパーマン・ウーマンなど稀ですし、事務所の所長が重視している点も、千差万別ですので、所長のインタビューなどから、この所長ならどの点を重視しているかを推測するしかありません。ドメドメの会計事務所で、英語ができますとアピールしても、採用上加点されるかは微妙なところではありますし。

ちなみに、当事務所で一番重視しているのは、潜在能力(ポテンシャル)です。「過去の努力の軌跡」がわかるエピソードがないか、履歴書等を見る際に注視しています。それは、努力家の方は、弊事務所で一緒にがんばっていただければ、短期間で成長していただけると信じているからです。また、プロフェッショナルは一生勉強し、技を磨いていかなければならない職業ですので、努力家の方は大成する可能性が高いと考えています。例えば、公認会計士試験から税理士試験に転向し、社会人経験がない方であっても、弊事務所では大歓迎です。

3.会計事務所は何を聞きたいか?何をアピールすべきか?

採用にあたって企業サイドが応募者に聞きたい内容は、就活実務としてある程度フレームワーク化されています。逆に、応募者は、そのフレームワークに従って、基本回答を用意しておき、応募する会計事務所ごとに、志望動機・志望理由をカスタマイズすることで、効率的かつ効果的に志望動機を作成することが可能となります。

具体的な志望動機を作成する前に、以下の5つの質問に対する回答を用意してみましょう。

志望動機作成のための5つの質問

  • 1. キャリアゴールは何?人生で何をしたいのか?
  • 2. なぜそれをやりたいのか?
  • 3. なぜ会計業界か?
  • 4. なぜこの会計事務所か?
  • 5. なぜあなたを採用する必要があるのか?

今の時代、企業が求めている人材は、自分でゴールを設定できて、自分でそのゴールに向かえる人。企業はあなたが「何がしたいのか?」、そして「なぜそれをやりたいか?」を明確に意思表示できる人を”欲しい”と思うのです。そして、数多くある会社から、この業界・この会社を選んだ理由が明確であれば、コミット感・熱意があることが採用担当者に伝わることになります。将来あなたが会社にどんな価値を提供できる人材なのか、現在のあなたが提供できるバリューに加え、そのポテンシャルを採用担当者は見ているため、上記の5つの質問が重要になるのです。

以下に、5つの質問に対する回答例を用意してみました。大枠を記載しただけですので、加筆して文章が長くなってしまっても構いません。あなたのコアバリューを掘り下げるためのフレームワークとして活用していただければ、軸のぶれない志望理由がまとまるかと思います。

志望動機作成のための5つの質問- 回答例

1. キャリアゴールは何?人生で何をしたいのか? ・税理士資格を取得し、税務・会計の分野で専門的な知識を蓄えプロフェッショナルとして活躍したい。
2. なぜそれをやりたいのか? ・お客様のためにつくし、感謝される仕事にやりがいを感じるため。・中小企業のグローバル化も支援し、英語も生かしたい
3. なぜ会計業界か? ・前職はアパレル業界であったが、簿記2級の資格を生かし、将来税理士資格を取得したい
4. なぜこの会計事務所か? ・未経験でも基礎から学べコーチングが充実している
・仕事と税理士資格取得の両立への理解・英語力を生かすことができる
・国際税務の領域や規模の大きな業務にもチャレンジできる機会
5. なぜあなたを採用する必要があるのか? ・大学1年次に簿記2級を取得
・几帳面な性格で、細かい作業のミスも少ないため、計算や書類の整理が得意
・店長として経験があり、周囲の人をサポートする働き方が得意
・英語は継続的に勉強し得意な方

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4.志望理由はどう描くべきかか?

前述の「志望動機作成のための5つの質問」で、基本的な骨格ができあがりましたら、志望動機記載欄のスペースに応じて、文章を作っていくことになります。文章が得意な方でしたら、スラスラと流れるような文章をフレームワークに従ってまとめていただければと十分です。文章が苦手な方は、以下の記載例のように、項目だてする書き方も、論点明確でわかりやすいと思います。

志望動機・志望理由の記載例 – 経験なし

貴事務所のHPを拝見し、①未経験でも基礎からご指導いただける点、②仕事と税理士資格取得の両立にご配慮いただける点、そして、③英語力を活用し、国際税務の領域や規模の大きな業務にもチャレンジできる点、に大変魅力を感じました。

また、私の強みは、①簿記2級を大学1年で取得、②几帳面な性格であるため、細かい作業のミスも少ない、③前職店長の経験から、周囲をサポートし、チームの力を発揮させることが得意、④大学時代から英語は継続的に勉強している点あり、貴事務所において、これまでの培ったスキル・経験を最大限生かせるものと考えています。

私のキャリアの目標は、中小企業のグローバル化を支援し、英語力を生かした国際的な会計税務のプロフェッショナルになることです。事務所において、まずは、サポート業務を正確にこなし、いずれは英語力を生かした難易度の高い業務にもチャレンジできるように励みます。

志望動機・志望理由の記載例 – 税理士2科目合格

貴事務所のHP及び○○先生のインタビューを拝見し、①大企業の経営者に圧倒的な信頼を得ていらっしゃる○○先生の右腕として全力で貢献したいという強い想い、②事業拡大期の貴社において様々な業務にチャレンジできる機会がある点、そして、③英語力を活用し、国際税務の領域や規模の大きな業務にもチャレンジできる点、に大変魅力を感じました。

また、税理士試験は計画的に受験しており、この夏の受験を終え、税理士計4科目合格がほぼ確実となります。現会計事務所においては、月次訪問の担当を10社、記帳補助を20社ほど受け持ち、月次訪問から申告書の作成まで1人でこなし、クライアントの社長様からも高い信頼を得ることができました。特に、決算内容をわかりやすく社長にお伝えすることを得意としています。また、英語については、Rarejobにて英会話トレーニングをはじめ、英語を使った仕事にチャレンジするための準備を行っています。貴事務所においては、これまでの培ったスキル・経験を最大限生かせるものと考えています。

私のキャリアの目標は、中小企業の経営者の皆様に本当に価値のあるアドバイスを、会計税務のみならず幅広く提供できるアドバイザーになることが目標です。これから、必須となる英語力も伸ばしていき、確実に成長できる貴事務所において、主要なチームメンバーとして活躍できるように、一歩一歩着実に努力をしてまいります。


◆その他のTIPS

最後に、応募書類を作成するときの“あるある”ですが、「履歴書は手書きで書くべきか?」という疑問です。私は、採用担当者としての立場ではどちらでもいいのですが、古い税理士には、「字できれいさ・丁寧さで、その人の生きざまをみるのだ!」と豪語する方もいらっしゃいますが、私は、字がきれいではないので、「そんなことを言われても困るなー」というのが正直なところです。字がきれいで、それをアピールしたいのであれば、手書きで書けばよいですし、苦手なら、ワードで書いて、むしろ、コンテンツ重視にすればよいと思います。手書きで書いて、情報量が少ないと、むしろ、「志望動機が簡潔すぎてよくわかりません」と感じることもあります。とはいえ、ケースバイケースですので、例えば、所長先生が、「字の想いが宿る」みたいな主張されている方であれば、手書きで丁寧に書くと、その事務所では評価されるかもしれません。

おまけですが、ご参考までに、私が投資銀行に応募書類を送った時の志望動機の文章を以下に記載しておきます。少し攻めが必要な受験書類には、攻めの文章で書くことも効果的です。こちらは、かなり自己アピールの強い記載例ですので、とがった人材を求めている企業に応募する際は、ご参考にしていただければと思います。

転職希望者・就職活動をされる会計業界の皆様が、ご自身の力を発揮され、最高のキャリアを構築されていくことを願っております!

以下に挙げる4点が、他のアプリカントと大きく差別化できる点と考えます。
①製造業のグローバルレベルのオペレーションに対する深い理解: 前職では、自動車、化学、ヘルスケア、産業資材等幅広く製造業のクライアントを担当し、アジアを中心に海外の子会社及び工場のサプライチェーンについて深い理解を有している。
②税務及び複数国の会計基準の専門性:税務及び会計基準の専門性に加え、USGAAPやIFRSについても深い知識を有しており、「財務諸表の裏側」を読むことができる。
③プロジェクトのマネジメント力:国際展開をするクライアントのヘッドオフィス監査チームのリードマネジャーとして、2年間、海外チームのコーディネーションを行い、20人以上のチームメンバーを率いた経験がある。
④経営者へのコミュニケーション力:監査法人のマネジャーとして経営者へのプレゼンテーションの経験、営業経験を通じて、クライアントに対しわかりやすくファイナンスについて説明することを得意としている。

上記の専門性や経験に加え、MBA留学を通じ、投資銀行部門において、以下の貢献ができると考えます。
①財務面や制度面から細かくストラクチャーを詰めることができる。(つまり、 企業の財務情報やバリュエーションモデルを見た際に、その意味を素早く読み取ったり、何か重要な点、異常点などがある場合に、それにすぐに気が付く能力、最終的にはプロダクトのストラクチャーなどをクリエイティブに考え出す能力。)
②クロスボーダートランザクションをリードすることができる(海外の財務諸表を即座に理解し、海外チームのメンバーともスムーズにコミュニケーションを行うことができる。)
③クライアントにわかりやすく説得力をもって提案ができる(業界、オペレーション、ファイナンスに深い理解があるため、CFO及び財務部門の担当者の視点に立ったコミュニケーションを効果的に行うことができる。)